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世界が注目するNMNで健康長寿を
生駒優希 ドリームパワー株式会社代表取締役
7/16/2021 11:15:47 AM  文/本誌副編集長 原田繁
 
 

日本は2020年現在の高齢化率が28.7%、65歳以上の高齢者数は3617万人の「超高齢化社会」である。中国の高齢化率は17.8%であるが、まもなく21%を超え、2030年には25%、高齢者人口は3億6500万人になると予測されている。こうした中、抗老化物質として、世界で注目されているのがNMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)である。そのNMNを配合した健康サプリメントや化粧品を企画から販売まで行うドリームパワー株式会社の生駒優希社長に、起業の動機や今後の展開についての抱負を語っていただいた。

 

良質なNMNへのこだわり

―― 御社は2014年の創業で、サプリメントや化粧品の業界では新人とも言えます。なぜこの業界に参入されたのですか。その業界の新人として、また同業他社と比べて、御社の強みは何でしょうか。

生駒 私は生命保険の仕事が長く、入院、死亡、障害など、高齢化にともなういろんな場面を見てきました。また、母親の介護もしています。そうした経験から、仮に他人にお世話になるとしても、歳を重ねてもできるだけ元気でいたい、可能な限り、健康寿命を伸ばしたい、と思うようになりました。そんなときに出会ったのがNMNです。

NMNの大切さを知るためにはNAD+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)について知る必要があります。私達の体のなかで細胞が活動するためにはNAD+が必須なのですが、年齢を重ねると体内のNAD+の量が減ってきて、加齢に関連する病気の発症に重要な役割を担っていることが指摘されています。さらに大切なことに、NAD+は長寿遺伝子と呼ばれるサーチュインを活性化することが報告されました。NMNはこのNAD+の「もと(素)」で体内でNAD+へと変わります。私達は、NMNの研究を世界的にリードしている米国ワシントン大学の先生達の研究を注意深くみてきたのですが、NMNが老化を遅らせたり、筋肉の働きを回復させたり、脳での神経再生を促したり、肥満を改善したり、と、いわゆるアンチエイジングの効果があることが報告されています。

私達は、非常に良質なNMNを皆さんの生活のなかでとってほしい、この想いで事業に取り組んでいます。最近になり、NMNをサプリメントとして飲んでも安全であることが臨床試験で確認されましたが、これは私達がサプリメントや化粧品を取り扱う上でとても大切なことです。ただし、臨床試験で使われたNMNは非常に良質なもので、どんなNMNでも安全かどうかは分かりません。  

 NMNの作り方は3種類あり、化学合成法、酵素法、酵母培養法ですが、当社では安全性を重視して酵母法を使って日本国内でつくられた非常に良質なNMNのみを使っています。通常はサプリメントの材料として使っている非常に良質なNMNを当社では化粧品にも使っています。サプリメントは口からとるものですし、化粧品は肌に直接塗るものですので、責任を持ってお客様に届けることを最大限心がけています。当社はまだ、スタートアップの会社ですが、医学博士を持つ研究者が研究に取り組んでおり、さらに、大阪大学の技術をベースに設立された株式会社バイユーアナリティカにて、当社が考えるNMNの安心と安全に関する研究を共同で進めています。

 私達は、このように科学的な発表と独自の研究に基づいて、製品開発に取り組んでいます。

老化の未然予防で健康長寿へ

―― 日本は今、長寿の国として世界的に注目されていますが、国民の健康意識は高く、元気に長生きでありたいという想いは強いと思います。一衣帯水の隣国である中国も近年、国民の健康水準の向上を非常に重視し、「健康中国」というスローガンを掲げて、その実現を国家戦略として位置づけています。高齢化及び亜健康(健康と病気との中間状態)の時代を迎えて、健康向上が求められていますが、決して簡単ではありません。

生駒 私達はNMNが持つ肥満の改善効果に注目したドリンクの開発も進めています。中国は人口が多い一方で、豊かな食の恩恵もあり、肥満や糖尿病予備軍の方が多いと伺っています。つい最近、世界的な科学誌であるサイエンス(Science)にNMNは肥満の改善へとつながることが報告されました。これはとても画期的なことです。他にも、動物を使った研究から、老化に関連する病気の予防につながることが分かってきていますが、今後、ヒトでの様々な効果が分かってくると思います。

飲むことで、肥満を改善できて、肌の状態がよくなるような、NMNを配合したドリンクの発売を目指しています。このドリンクはまさに中国の方々に飲んでいただきたいと思っていますので、ぜひ、ご期待ください。

亜健康の概念は、日本では未病にあたるかと思います。あるいは、欧米のフレイルも近い考えかもしれません。人間は老化に伴って病気が増えますが、中国の方々がNMNをとって老化を防ぐことで、病気の未然予防を実現できれば、健康な長寿につながっていくのではないかと私たちは考えています。

 

―― 中国では「健康中国2030」という方針があるのですが、御社は美容と健康に関わる起業家として、その推進に何かよいアドバイスなどあればお願いします。

生駒 高齢になったときにも、健康な体で毎日を楽しく過ごす。これからは予防医学がとても大事です。病気になる前に、自分自身でできることに取り組み、健康でいられる時間をできるだけ長くすることが大切だと思います。

安全・安心な良質なものを

―― NMNは近年、メディアで取り上げられるなど、多くの消費者の注目を集めています。消費者は自分に合っているかどうかをどのように判断すればよいのでしょうか。

生駒 NMNは、日本では慶應大学、大阪大学、熊本大学などで研究が行われています。運動機能、認知症、糖尿病、などの改善といったNMNの効果の研究、さらに長寿遺伝子といわれるサーチュインの活性化のメカニズムに迫る研究も進められています。

さきほど紹介しましたが、最近、米ワシントン大学医学部の研究グループがNMNのヒト臨床試験の研究成果を、著名な米科学誌『Science』に発表しました。そこで使われているNMNは非常に良質なもので、慶応大学医学部の研究グループによってヒトでの安全性が確認されています。当社でも非常に良質で安全なNMNを使って製品を製造しています。当社は、常に安心・安全を意識し、様々な制度や規制も遵守しながら、きちんとしたエビデンスに基づいた開発を心がけています。当社の知る限りでは、いまのところ、日本産NMNについてのみ、ヒトの臨床試験で安全性と効果がきちんと確認され、論文として発表されています。だからこそ当社では日本産NMNなのです。まずは、当社のNMNを2週間ほど飲まれることをお勧めします。私の場合、NMNを飲むようになってから、よく眠れるようになり、深い疲れを感じなくなりました。ゴルフに3日間連続行っても、足も全く疲れません。以前は少し疲れやすかったのですが、今は毎日がとても元気です。肌のつやもとても良くなったと感じています。2週間を一つの目安として、変化を感じながら、飲み続けていただきたいと思います。

 

本物は高い、安いのは??

―― NMNを使ったサプリメントが、日本で初めて出たのはいつ頃ですか。また、どのような商品がありますか。

生駒 2015年か16年だと思います。当社は安全を最大限重視して取り組んできましたが、サプリメントの販売準備がようやく整いました。中国の方に、非常に良質なNMNを使ったサプリメントを飲んでいただきたいという思いがあります。

中国では日本よりNMNの販売が少しだけ早かったため、皆さんの認知度が高く、タオバオ(淘宝網)などでよく見かけます。日本と韓国は少し遅れている状況です。

非常に良質な日本産のNMNは高価ですが安心感があり実際に安全です。日本産ではない安価なNMNの安全性については当社では確認ができていませんので、今のところ、取り扱っていません。

当社の製品ラインナップですが、まずはフェイシャルマスクです。先ほど紹介したドリンクとサプリメント、そして、目玉商品は年内発売予定のNMN配合化粧品です。せっかくのNMN配合化粧品ですので、お客様が受け入れやすいパラベンフリーとするための開発に取り組んでおり、現在、その最終段階にきています。是非とも今年のクリスマスまでに提供したいと考えています。

最高品質の高級化粧品として、30代後半で仕事で活躍され、一方で経済的にも余裕がある女性に向けた商品とする予定です。また、若い方にもNMNの良さを経験していただきたいので、価格を抑えたフェイシャルマスク2枚入を提供しております。

今後、NMNを配合した安全で魅力的な商品ラインナップを増やしお客様にお届けします。気に入っていただき、リピーターが増えるビジネスを展開したいと考えております。

中国の消費者に向けて

―― 今、中国は、全国民がインターネット時代ということで、美容はいわゆるウーマンエコノミクスの中の巨大市場として、未来の需要は無限大と言われています。今後、どのような取り組みをお考えですか。

生駒 研究、原料、製造、特許、デザイン等に多くの資金を投入して集中的に本物の商品の開発に取り組んでいます。越境EC(電子商取引)への参入についても準備中ですが、中国で大々的に展開しようと思うと、大きな資金が必要となります。

そこで、インバウンドのお客様に大阪で一番人気がある「あべのハルカス近鉄本店」に当社の店舗を7月7日から構えることとしました。アルビオンブースの真向かいで、唯一の実店舗になります。

百貨店での販売には信用やエビデンスが必要です。今回の出店は、日本国内の店舗発のブランディングで、インバウンドの再開を見据えた取り組みです。中国のお客さまの目にとまり、安心感を持って購入いただけるようになると思います。

もちろん、実店舗と同時に、ネットビジネスにも力を注ぎ、越境ECとライブコマースも構築します。中国系のSNSも活用させていただき、インフルエンサーなどを通じた、情報発信や広告配信も計画しているところです。ぜひ、ご期待ください。

 
  情報元:人民日報海外版日本月刊  
 
 
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