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2児をもつワーキングマザーの実態
6/18/2020 6:35:57 PM  文/王培蓮
 
 

新型コロナウイルス感染症の流行中に、安全で静かなオフィス環境を確保するため、85後(1985年から1989年生まれ)で2児の母親の張欣さんは毎日、自家用車の中で7時間働いていた。

それを「一石二鳥の悪くない選択」と言う張さんは独立した企業コンサルタントで、1日に何回も電話会議を開かなければならない。車の中なら子どもに仕事を邪魔されることもないし、家族も仕事中の張さんに気を遣わなくて済む。

北京で暮らす若い2児の母親の張さんは、1日の時間をきっちり配分している。毎朝8時から9時半まで子どもと一緒に朝食を取り、9時半から午後6時まで車の中で働き、昼ご飯は自分だけで食べ、午後6時から11時まではまた家族とともに過ごし、11時以降はスキンケアと仕事の時間、寝るのは深夜の2時から3時だ。

レストランやサービス、金融プラットフォームなどの分野の顧客を抱える張さんは最近、仕事のプレッシャーが高まっている。企業が相次いで操業を再開するのにともない、企業の問題を解決するコンサルタントとして、感染症の影響で不確実になった経済情勢を前にして、企業に正しい決定と戦略のアドバイスをするには、これまでより多くの努力が必要になったからだ。


凧あげをしている親子

張さんはこれまでいくつか仕事を変えている。テレビ局で経済番組のディレクターをしていたこともあれば、インターネット業界で起業を試みたことも、ベンチャー企業に勤めたこともある。現在のフリー形式の仕事には満足しており、仕事上の興味や関心にも合っている。より重要なのは、子どもの世話をする時間がより多く取れることだという。

張さんには上は5歳、下は3歳の可愛い女の子が2人いる。感染症の影響で幼稚園が休園になると、家にいる張さんは仕事をする時間がなくなってしまった。毎日、どちらが先におもちゃで遊ぶかとか、どちらかがどちらかのものを壊したとかいった争いごとや喧嘩をいさめるのに忙殺された。

2019年5月、人材募集サイトの智聯招聘が発表した「2019年ワーキングマザーの生活状況調査報告」によると、ワーキングマザーが職場復帰した重要な原因には、「女性にとって経済的自立がとても重要だから」、「社会とつながっていたいから」、「自分がよい状態でいたいから」などがあった。その一方で、「経済的プレッシャーでやむを得ないから」も出産後に女性が職場復帰する重要な原因だという。

また同報告の調査研究データでは、ワーキングマザーの60%近くが、「子どもは昼間は両親に面倒をみてもらい、夜は自分が面倒をみる」と答えた。「すべて自分が面倒をみる」は15.2%で、こうした母親達にはさらに気力が必要だ。

張さんがありがたく思うのは、自分の母親と義母が代わる代わる北京に来て子どもたちの面倒をみてくれ、張さんの負担をかなり軽くしてくれることだ。

同じく85後で2児の母親の李琳さんは、張さんほど条件に恵まれていない。友人の目からみると、李さんは「謎めいた存在」だ。李さんが2人の子どもの面倒をみながら仕事を続けていられるのはどうしてかと、好奇心を抱く人は多い。ここ2年ほどの間に、李さんはたびたび「本当にすごい」、「スーパーママ」といった賛辞を耳にしてきた。

李さんはこうした評価を耳にしつつ、「特別な力なんてない。昼間は子どもの世話をして、夜になると寝ないで働いているだけ」と話した。

李さんには2人の子どもがいて、上が5歳の男の子、下が2歳の女の子だ。男児も女児もいるため、多くの人にうらやましがられる。李さんはかつてメディアで働き、その後、脚本家に転じた。夫は隣の都市で働き、週末になると家に帰ってくる。普段は2人の子どもの食事や排泄まですべて李さんが1人で担う。幸い、会社に行く必要がなく、仕事の大半は家でできる。


読書をしている親子

会社では毎週定例会議があり、李さんは上の子を幼稚園に送ると、下の子を連れて会議に出る。また普段の生活でちょっと外出する時は、上の子に携帯電話を持たせて留守番させ、妹の面倒をみさせており、何かあれば電話をかけさせることにしている。

1児の母親と比べ、2児の母親は責任とプレッシャーのため専業主婦になる割合がかなり高い。2019年に育児情報サイトの育児網が精碩科技集団と共同で発表した「2019年2人っ子世帯マーケティング洞察報告」は、母親9837人を対象とした調査に基づいて、2人っ子の母親の87%が1人で子どもの面倒をみる責任を担い、そのうちの52%が専業主婦だと伝えた。

毎日2人の子どもの食事やトイレの世話と仕事に追われて、2児をもつ若い母親はいつも不安や鬱屈した気持ちを抱いている。李さんはマイナスの感情が満ちてくると、大きなチョコレートをかじったり、あふれるほどのラー油をかけたタニシ麺を食べて、涙が出るまで辛さを味わったりするという。張さんのほうは、心が揺れて気持ちが乱れる時、大きくてフカフカのパンを食べると、「噛んでいるうちに強烈な満足感を得られる」といい、テレビドラマを続けて見て気を紛らわすこともあるという。

「食べる、動く、女友達に話を聞いてもらう、趣味に没頭するなどは、どれもマイナスの気持ちを解消するよい方法」だが、長春明心理コンサルティングセンターのカウンセラーの孟燦姝さんによると、「マイナスの心理を吐き出すのは一時しのぎであって、状況は変わらず、根本的な問題の解決にはならない」と注意を促し、「2児をもつワーキングマザーにかかるさまざまなプレッシャーを解決する根本は、子どもをいかに上手に教育できるか、婚姻関係をいかにうまく維持できるかという点にある」と述べた。

孟さんは、「子どもの教育は夫婦2人の共同責任で、父親の役割も欠かせない。両親の結婚が幸せかどうかも子どもの性格に影響する。夫婦が愛し合い、助け合っていればこそ、若いワーキングマザーが困難な時期を乗り越えやすくなる」と述べた。

 
  情報元:人民日報海外版日本月刊  
 
 
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