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「和合の道」で農村振興を推進
3/18/2020 9:51:18 AM  文/陳嬌(武漢理工大学マルクス主義学院博士)、朱喆(武漢理工大学マルクス主義学院院長)
 
 

習近平総書記は2019年の両会及び山東省代表団の審議に参加し、「『農村振興戦略』は大事業であり、統合的に計画し科学的に推進する必要がある。農村振興は体系的、包括的かつ長期的な大戦略である」と強調した。

『易経』の「和、猶合也」とは、万物は一体であり、互いは対立しながら融和する。それは運動源であり、発展の源であると説く。また「和合之道」は中国人の「天人合一」の宇宙観、「和して同ぜず」の世界観、「万邦協和」の国家観、「兼済天下」の道徳観、「夫婦円満」の家庭観を内包している。

「和合」とは、和して同ぜずの社会通念と解釈できる。中国先秦時代の著書『管子』には、道徳を修養すれば人々は和合し団結するとある。さらに、先秦時代の著名な思想家・墨子は、「和合」が人と社会の関係を収める根本原理だとし、世の中が不安定なのは人の心が離れているからだと指摘している。孔子は『易伝』で、「和合」の価値を唱え、調和を保てばすべては順調に運ぶと説いている。「和合」の力で民族、地域、文化、人格は超えることができ、違いを認めてお互いを尊重し合意点を探ることで、真の秩序と調和ある社会は実現できるのである。中国西晋の歴史家・陳寿は『三国志』で、「和合」し団結してこそ大事は成し遂げられるのであり、異なるものを調和させ、多様性を認めて一致協力することを教えている。農村振興戦略は少しゆとりある社会を全面的に構築し、社会主義の現代化を加速し、中華民族の偉大な復興というチャイナドリームを実現する。和合の力で中華民族の偉大な復興と農村の発展をともに推進することは、歴史ある中華文明の思想・理念に根ざすものであり、中国の開発、協力、進歩という崇高なビジョンと合致し、新時代の社会主義発展の方途を示している。

40年にわたる改革開放の取り組みを経て、中国の特色ある社会主義は新たな時代に突入した。重大な社会的矛盾は、日増しに増大する人々のより良い生活に対するニーズから、不均衡で不十分な発展へと変化している。最大の不均衡は都市と農村の発展の不均衡であり、最も不十分なのは農村の発展である。「和合の道」は、農村振興思想の歴史的、文化的資源であり、理論的源泉である。大事も小事も一歩ずつ着実に進めて成し遂げられる。農村振興戦略は、中華民族共同体が存在する時代の訴求と社会的意識を反映している。その国の生活水準は農村を見れば分かる。農村の近代化なしには国家の近代化もなし得ない。中華民族共同体は都市と農村で有機的に構成され、国民一人ひとりが平等な立場で共生共有する共同体であり、共に建設し分かち合い補い合い、助け合って貧富の差を根絶する。普遍的貧困を根絶し、社会発展の成果を共有することで、最終的に中華民族の偉大な復興は成し遂げられる。共に中華民族の物質文明と精神文明を建設し発展させること、共生意識の自覚、共同建設における責任の明確化、共有意識がもたらす利益に対する理解、これらはすべて中華民族が和合意識を形成することの重大な意義を表している。中華民族共同体と中華文化有機体に対する共通認識、多元的アイデンティティとしての帰属意識、共生に対する情感的共通認識、国民運命共同体の思想……。農村の振興が、責任と利益と運命が一体となった時代の大作であることは明らかである。

和合文化の理念のテーマを正しく把握して、農村振興を実現しようとするなら、経済が基盤で、思想文化は魂である。農村振興のプロセスで、強固な経済基盤を構築し、力を結集して地域の経済発展の不均衡と不十分を解消し、同時に、文化振興という基軸に照準を合わせ、農村振興と民俗振興の本質と意味を把握し、文化を第一義に人心と能力の問題を解決し、和合文化建設を通して、各地域の人民は一体であり常に緊密に団結すべきとの概念を明確にし、中華民族共同体が思想信念を一つにし、助け合いの和合文化のアイデンティティを養成する。中華民族共同体の「共建共生共有」の和合意識に基づいた農村振興政策への理解を推進する。「一人で行けば歩みは早いが、皆で歩けば遠くまで行ける」との理念を堅持し農村振興を推し進め、農村の全面的振興という青写真を実現する。中国湖北省では農村振興戦略第一次五カ年計画を積極的に進める。江漢平原農村振興モデル地区、都市郊外農村振興先行区、貧困地域農村振興試験地域の三つの地域の確かな施策に照らし、農村振興の五大任務を統一・細分化した100項目近くにわたる統合されたユニークな重要プロジェクトを展開し、「和合の道」を体現した湖北省の特色を存分に示している。

中華文明が5000年にわたって輝きを失わない要因の一つは、中華文化の精髓の一つである和合文化がもつ強大な求心力と親和性であり、それによって国家意識と「人民中心」の思想が醸成された。農村の広大で肥沃な大地は中国の優れた伝統文化の故郷であり、中華文化復興の力の源である。農村振興は都市と農村の文化の融合を強力に進め、伝統的な和合文化と新時代の調和の文化の共鳴を促進する。そして、中国の優れた伝統文化によって社会主義の核心的価値観を涵養し、人民が中心の円を描き、国家を最大の半径として、全国の各民族共通の価値観を確立・反映し、心を一つに人民によって人民が望む最大の同心円を描き、中華民族の偉大な復興を実現するための巨大なエネルギーを広く結集する。

 
  情報元:人民日報海外版日本月刊  
 
 
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