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編集長インタビュー
 
 
 
 
日本のスマホ決済とインバウンド集客支援をリードする
譚 玉峰 インタセクト・コミュニケーションズ株式会社代表取締役社長
2019/10/25 11:44:47  文/本誌編集長 蒋豊
 
 

東京はインターナショナルな大都会だ。その東京の中心部には、まだ独特な風格を持つ由緒ある建築物が残されているが、神保町もそんな地区の一つである。この世界最大の古書店街には、歴史を経たインクと書籍の香りが漂っている。しかし、今回神保町を訪れたのは、本を探しに来たのではなく、IT企業のインタセクト・コミュニケーションズ株式会社(以下、インタセクト)を訪問するためである。

今の中国ではモバイル決済(ウイチャットペイ、アリペイ)が、そのスピードと安全性により、人々の日常生活における主要な支払い手段となっている。隣国の日本でも中国人の訪日観光客の増加により、ウイチャットペイやアリペイに加入する店舗が激増している。テンセント社が出した最近の数字では、2019年6月までの1年間で、ウイチャットペイを導入した日本の事業者は前年比665%増となった。

今回のインタビューの主人公は、2018年度ウイチャットペイ最優秀サービス業者に選ばれたインタセクト・コミュニケーションズ株式会社の譚玉峰代表取締役社長である。

日本留学、起業、企業の空母へ

譚玉峰は優秀な成績で吉林大学化学学部に入学し、1981年生物工程専攻の第一回卒業生となった。1983年3月末、満開の桜の季節に来日し、吉林大学からの派遣留学生として大阪大学基礎工学部で引き続き学び始めた。大阪大学で工学博士の学位を得た後、ソフトウエア企業に就職し、2000年11月に創業した。2006年に勤務していたソフトウエアの会社と理念が一致したことから、その会社を合併し、インタセクト社は拡大、急速に成長した。20年近く発展し続けた結果、現在インタセクト社はクロスボーダーのインターネット技術集団企業として、本社を東京に置くほか、国内では姫路、大阪、北海道、福岡に支社を設置、中国にも成都、北京、上海、広州、長春、長沙、太原に支社を置き、グループ全体の従業員は700名を超える。ビジネスモデルも順調に拡大し、ソフトウエア開発のアウトソーシングから、一歩一歩IT技術を核とした多角化ネットワーク技術サービスの企業へと成長した。

主な業務は以下のとおりである。

1 システム開発。主に野村総研を中心とした金融分野の開発。

2 アフィリエイト広告。日本の金融分野ではトップクラス。

3 業務プロセス改善、電子契約、業務全体の効率向上の分野でソリューションを提供する。

4 マルチ決済サービス(IntaPay)
IntaPay(インタペイ)は支払いだけでなく、加入店のために中国人観光客向けの旅の前から、旅の最中、旅の後までの各種のソリューションを提供し、ワンストップ型サービスを実現する。

5 馬蜂窩(マーフォンウォー:中国最大の旅行情報メディア)の日本唯一の総代理店。

大胆な意思決定、迅速な出陣核心の競争力を実現

2016年、ウイチャットペイが日本に上陸したばかりのころは、日本在住の中国人でもこの決済方法を利用している人は少なかった。ビジネスに対する鋭い観察眼を持つ譚玉峰社長は、ウイチャットペイは中国の消費者と日本の事業者を結ぶサービスのプラットフォームになると考え、日本市場における大きな潜在力を持つと大胆に予測し、リーダーとしての決断力によって、毅然と資金を投入してエリートチームを組織、ウイチャットペイ市場に乗り出した。

インタセクト社は事業者向けにマルチ決済を導入するほか、事業者のニーズに基づいて旅行前PR・誘引サービスをオーダーメードする。技術イノベーションにより、国内の各種アプリなど最新技術を導入し、旅行客に言語の壁を感じさせず、日本での消費体験を楽しんでもらう。旅行客は帰国後、クロスボーダー通販アプリにより日本から直接好みの商品を購入できる。

以下が成功した代表的な事例である。

1 富士急ハイランドのチケットアプリを開発。旅行客は中国国内で事前にアプリからウイチャットペイでチケットを購入できる。旅行客は行列に並ぶ時間を節約でき、事業者は客数と売り上げを増やすことができ、同時に窓口の混雑状況を改善できた。同様のビジネスモデルは各種の業界に類似の事前予約サービスを提供できる。スキー場の予約などもできる。

2 ドン・キホーテ向けにクロスボーダー通販アプリを開発。中国のユーザーはアプリを通じてウイチャットペイで実店舗と同じ商品が購入でき、中国人観光客の人気を得ている。

3 阪急阪神デパートに「セルフサービス注文アプリ」を開発し、旅行客の料理注文の際の言語の壁をなくした。さらに、「阪急化粧品予約」の化粧品予約購入アプリを開発し、観光客は事前に化粧品を予約でき、入店するとすぐに商品を受け取れ、長時間列に並ぶこともない。旅行客に買い物を楽しんでもらえる。


撮影/本誌記者 原田繁

丹精込めて耕し、収穫を楽しむ

2016年からウイチャットペイのサービス提供を開始し、さらにアプリの利便性を利用して事業者と中国人観光客に支払いのプラットフォームを提供した。2019年3月21日には、ウイチャットペイが香港で開催した2019年海外ビジネスパートナー大会で、インタセクトは2018年度最優秀サービス業者賞を受賞した。

ブランドのレベルアップで市場シェアを獲得

モバイル決済アプリIntaPayは、中国のウイチャットペイ、アリペイのサービス開始から、続々と日本のペイペイ、楽天ペイ、ラインペイなど各種の決済へと拡大した。銀聯のモバイル決済や台湾の街口ペイの支払い業務もIntaPayに加入した。

2019年8月末、インタセクトのIntaPayを導入した事業者は、阪急阪神グループ、ドン・キホーテ、富士急グループ、紳士服のアオキ、イオングループ、JR九州など、加盟店は数万にのぼる。支払い流通額は数百億円規模に達している。

支払い以外のインタセクトの既存の業務も飛躍的に成長しており、会社の年間売上高は100億円に到達しようとしている。グループ全体では年間売上高が120億円規模となっている。

後方で戦略決定、未来を展望する

会社のモバイル決済についての将来展望について、譚玉峰社長は、「ウイチャットペイとアリペイは訪日観光客の支払いに便利なサービスを提供しているが、こういったサービスはまだまだ不十分で、会社は訪日観光客の旅の前から旅の最中、旅の後までの一連の総合的サービスの開発を進めているところだ。そのうち、重要な部分は7月26日、インタセクトと旅行情報サイト『馬蜂窩』が、東京で日本市場向けの発表会をおこない、インタセクトは『馬蜂窩』の日本で唯一の公式総代理店となった。モバイル旅行アプリのダウンロード数で、『馬蜂窩』は常にトップクラスとなっている。この度の提携は、モバイル決済と旅行情報アプリとの結合によって、ユーザーの『旅マエ、旅ナカ、旅アト』と、帰国後消費活動というリソースの統合を実現した」と語る。

「馬蜂窩」は中国の若者たちがさらに多くの観光情報SNSを使えるもので、データ主導のプラットフォームであり、また新しいオンライン旅行サービス業者でもある。
全世界の6万カ所の観光地の楽しみ方、アクセス、ホテル、観光スポット、ショッピング、レンタカー、体験などの情報と製品の予約サービスを提供している。

10年間のコンテンツの蓄積に基づき、「馬蜂窩」はAI技術とビッグデータのアルゴリズムにより、パーソナルな旅行情報と世界各地の観光商品のサプライヤーとの連結を実現し、ユーザーに他人とは異なる旅行体験を提供する。

「馬蜂窩」独自の「コンテンツ集客」モデルは、効率良く需要と供給をマッチングし、プラットフォーム事業者の利益率向上を助け、観光の産業チェーンを再構築する。

インタセクトは「馬蜂窩」とともに、日本の事業者のインバウンド営業の発展と開拓をサポートしている。

インタセクトは強力な技術の優位性によって、新しい技術製品を研究開発し続けており、その基礎の上に、ビッグデータの分析を進め、加盟店と観光客にさらに安全でパーソナルなサービスを提供している。

警戒を怠らず、謙遜控えめに

譚玉峰社長は、極めて謙遜、控えめな人柄であり、魅力に溢れた人だ。彼は10数年前、会社倒産の危機に遭遇したが、以前の提携パートナーが最も大変な時期に大きなプロジェクトを紹介してくれ、プロジェクトが成功し会社も立ち直ったことを忘れない。それは同時に彼に対する警鐘であったのだ。惰性ではだめで、永遠に旺盛な精神力と体力で第一線に立たなければならない。会社の従業員は、社長は疲れを知らないロボットだと言う。しかし、彼は従業員を大切にしており、インタセクトの平均在職年数は10年以上である。核心チームはみな、ともに20年近く仕事をしてきた戦友である。互いに信頼し、積極的に向上していくチームの構築は、永遠に譚玉峰社長の最重要課題である。譚玉峰社長は、時に大阪大学、上智大学で授業をおこなうが、何をするかを選択することは非常に重要だが、誰と仕事をするかを選択することはさらに重要であるといつも学生に話している。

事業に成功し、社会に還元する

日本のビジネス界で努力して20年、譚玉峰社長は優秀な企業家であり、また社会団体の指導者としての仕事も担っている。彼は日本中華総商会副会長、吉林大学日本商工連合会理事長、吉林大学日本同窓会理事、日中デジタルビジネス協会の常務理事であり、社会活動の中で自身の能力を発揮し、中日のビジネス交流に貢献している。2017年には、はじめて大阪大学基礎工学部に共同研究室を寄贈し、情報健康工学分野で産学協同を推進している。

取材後記

譚玉峰社長と別れた後、神保町の路地を歩いてみた。時代の発展とともに、私の心の中にあった街の風景は変化を遂げていた。古書店と新しい産業、昔と現代、歴史と文明がここで交差し、融合し、衝突し、知的な火花を散らしている。

この街には、周恩来が留学時に来ていた中国料理店「漢陽楼」、魯迅との交遊で知られる「内山書店」があり、中日間の文化交流の輝かしい一章を伝えている。今、ここには中国と日本の経済、文化、技術を結び付けるインタセクト・コミュニケーションズ株式会社もある。同社は中日交流の歴史に刻まれるはずだ。

 
  情報元:人民日報海外版日本月刊  
 
 
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