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70年で激変を遂げた中国人の職業
2019/10/25 11:10:59  文/葉昊鳴 斎中熙
 
 


盛り付け中の中華料理シェフ

「プロリーグの新鋭」に「リーグ・オブ・レジェンド・ワールド・シャンピオンシップ参加者」といったように、「00後(2000年代以降生まれ)」の喻文波さんは、数々の栄誉に輝いた経歴を持つが、彼にとって最もエキサイティングな出来事といえば、今年、「eスポーツ選手」という、正式な職業上の身分を獲得したことだ。

中国人力資源与社会保障部(人社部)など関連部門は今年4月、13種類の新職業に関する情報を発表し、「eスポーツ選手」や「ドローン操縦士」などの新職業が正式に承認された。このような新興職業が続々と増え始めるのと同時に、一部の伝統的な職業は、「過去の遺物」として消えてなくなる運命にある。

40年近く転轍手として働いてきた安貴涛さんは、「私の仕事は列車が問題なく駅に入れるよう、指示にもとづいてレールのポイントを切り替える仕事だったが、電動ポイントがだんだんと増えてきたため、すでに別の部門に移っている。人の手によるポイント切り替えの仕事はあと数年もすれば無くなってしまうだろう」と感慨深げに話した。

人社部職業技能鑑定センター標準処の葛恒双・処長は、「この70年間で科学技術レベルと社会の生産力が高まりつづけ、社会における分業・需要構造に変化が発生し、それに伴い職業そのものも変わってきた」と指摘する。

新中国成立当初、中国には職業分類の基準が存在しなかった。中国人の職業は、「工業・農業・商業・学生・兵士」あるいは「360業種」のいずれかにほぼ当てはまっていた。1999年、「中華人民共和国職業分類大典」が初めて発表され、1496種類の職業が認定され、中国人は、「職業」という概念を初めて知るようになった。

現代サービス業や製造業の発展に伴い、いくつかの職業が消滅する一方で、いくつかの職業が新たに誕生し、職業区分はより細分化されるようになった。2015年に発表された改訂版の大典では、職業は1481種類にまで減少した。そのうち生産・製造に関連する職業は526種類減ったが、社会生産サービス・生活サービスに関する職業は81種類増えた。

第45回技能五輪国際大会ベーカリー部門に出場した張子陽さんは、「これまでは、小麦粉を原料として作った食品は全て『小麦料理部門』というカテゴリーに入っていたが、いまでは、『中国料理調理師』、『西洋パン職人』、そして私が出場した『ベーカリー部門』に分かれている」と話した。

70年間、社会は絶え間なく進歩を続け、科学技術は飛躍的発展を遂げた。職業にも消えるものと生まれるものがあり、今ある職業も、明日にはAIに取って代わられるかもしれない。だが、一つだけ確かなことは、我々は今後、単純な肉体労働から抜け出し、知恵を用いてより多くの富を創造し、生活をより満足のいくものにしていくに違いないということだ。

 
  情報元:人民日報海外版日本月刊  
 
 
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