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ネット通販市場の新トレンドは何か
2019/03/22 11:39:27  文/李国、 康雪穎
 
 

現代の社会では、経済力と社会的地位の向上にともない、「自分を喜ばせる」という考え方が徐々に一つのトレンドになっている。こうした考え方をする人は、知識が絶えず深化し、消費が急速に高度化する大きな流れの最先端にいて、消費能力をできる限り自分のために使いたいと思っており、「自分を喜ばせる経済」市場にはビジネスチャンスがたくさん潜んでいることといえる。


化粧品を購入する海口市民

正月用品消費の新トレンド

生活サービスプラットフォーム・京東到家が1月16日に発表した「2019年中国正月用品消費報告」によると、2019年の京東到家の正月用品イベントでは、消費者が商品を選ぶ時に最も重視する要因が価格から品質に変わり、食べることを大切にする中国国民の日常の消費の中に、「自分を喜ばせる」ための体験をより重視する消費高度化の特徴がみられるようになったという。濃い味のおやつが主流になり、80後(1980年代生まれ)や90後(1990年代生まれ)は、「暮らしに味わいを」という鮮明な主張を自らの舌で貫き通している。

ポテトチップスの販売量はクッキー、ナッツ類、干し肉類、チョコレートを超え、塩味のおやつは今、甘いおやつがずっとキープしてきたセンターの座を脅かしている。

同報告によると、正月用品イベント期間の果物の消費では、「貴族派」のチェリーと「庶民派」のみかんが販売量でほぼ半々を占め、2019年も新年の人気果物の外見の魅力とおいしさを代表する存在になっている。消費頻度の高い消費財である果物は、消費者の価格に対する敏感度が低下しており、それよりも味や栄養価をより重んじ、品質やブランドを重視するようになっている。値段は関係ない、新鮮でおいしければ高くてもいい、ということだ。

ネットの人気商品チェリーの場合、2019年の京東到家の正月用品イベント期間には、重慶市と成都市が一線都市の広州市を押しのけて、購買力トップ5都市番付に入った。昆明市や武漢市といった中西部地域の重点都市も目を見張る購買実績を上げた。ますます多くの二線都市、三線都市が高品質の果物に対して消費の潜在力を発揮しており、高価格の果物は今や沿海地域の一線都市だけのものではなくなった。

お腹がいっぱいになれば、今度はおいしいものを食べたいと考えるようになる。そんな今、米は食卓の脇役ではなくなり、京東到家の正月用品消費データによれば、米の品質に対する消費者のこだわりはますます強くなり、東北地域の厳選米やタイ米が一番の売れ筋だという。野菜や果物、おやつに飲料品が90後の最も好む正月用品で、このうち女性の購買ニーズの増大が目立つ。

スキンケア美容市場が急成長

このほど発表された「2018年中国消費トレンド報告」は、「中国の消費者には自分を変えてみたいという強いニーズがあり、レジャーを楽しんだり見聞を広めたりすること、趣味や興味を追求すること、新しい技能を身につけること、健康への投資、精神世界の充実といった『自分を喜ばせる消費』が大きな比重を占めている」と指摘する。

現在の化粧品類をちょっと見てみると、美白やUVなどのこれまでもあった機能はもちろんのこと、多くのブランドは今や、仕事と生活のリズムがますます加速する現代人に向けて、リラックス効果のあるアロマ・フレグランスやバス製品を打ち出すようになった。基本的な機能を満たすだけの普及品と従来のブランドの商品のほかにも、「小規模生産で質の高い」商品が次々に登場し、一部の消費者に非常に喜ばれている。

また消費者の世代交代も見た目を重視する消費の人気を押し上げた。80後と90後が徐々に消費の中心になり、消費の平均増加率は14%で、上の世代の消費力の2倍にもなる。

統計によると、一線都市の男性は毎日平均24分間を身づくろいに充て、うち88%はネットで美容情報やファッション情報を仕入れるといい、割合は10年前に比べ大幅に上昇している。

英調査会社ユーロモニター・インターナショナルが発表したデータでは、中国の化粧品市場の規模は07年の1400億元(約2兆3130億円)から16年は3332億元(約5兆5039億円)になり、10年間で138%増加した。中国は今や世界2位の化粧品消費国だ。予測によると、19〜29年、中国は引き続き世界で最も成長ペースの速い化粧品市場になるという。

調査によると、仕事での競争力を高めるため、ホワイトカラーの80%が見た目への投資をしている。体作りや整形から美容、ファッションまで、硬直的需要に基づく1本の産業チェーンが形成されている。見た目を重視する経済が美容、ファッション、化粧品から、画像修正ソフト、カメラ機器などへと拡大を続け、新しい商品・品目と個性重視の消費トレンドを生み出している。ファッション産業全体で供給側がさらに多く、さらに多様になっている。

またオンラインフラワーショップの花加(フラワープラス)が1億元(約16億5000万円)ほどの融資を獲得すると、生花をめぐる経済が話題を集め、自分のために花を買うのはもはや珍しいことではなくなった。朗盛投資集団有限公司の周霊・管理パートナーは、「女性は自分の喜びのためにお金を使う。それだけでなく、若い女性はクレジット消費を好む。現代の女性の経済力向上が『自分を喜ばせる消費』を生み出した。記念日や特別な日でなくても、自分がうれしくなるなら彼女たちは花を買う」と指摘した。

ボストン・コンサルティング・グループの顧客インサイト・センター(CCI)が2018年に行った女性の消費トレンドの分析研究によると、中国の62%の家庭では女性が消費の主導権を握り、女性全体の消費市場規模は3兆ドル(約332兆円)に達する。女性消費市場では2タイプの女性が中心におり、1つは25〜35歳の中産階級の上層の女性、もう1つは若い母親だという。

 
  情報元:人民日報海外版日本月刊  
 
 
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