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ネット動画の人気職業
シーンデザイナーや音声調節師
2018/10/26 17:06:31  
 
 

艾媒諮詢(iiMedia Research)がまとめたデータによると、2017年には中国のネット動画中継ユーザーは3億9800万人の規模に達し、19年には5億人を突破することが予想される。別の報道によれば、95後(1995年から1999年生まれ)が最もあこがれる新興職業番付では、54%以上の人がネット動画配信者やネット有名人になりたいとし、その後には声優、メイクアップアーティスト、コスプレイヤー、ゲーム評論家などが人気職業として続いた。

大規模なユーザーを抱える動画中継産業は、さまざまな商品に展示の舞台を与えただけでなく、活力に富んだ大勢の起業家たちに中継の周辺で活躍する場所を見いださせた。新興産業はまだあまり知られていないので、こうした産業に従事する数人の若者への取材を通して、その仕事と動画中継産業との関わりを話してもらった。


ネット動画中継をしている女性

シーンデザイナー

中継ルームの平均工期は10日間

最初に登場するのはネット動画中継のシーンデザイナー黄禹さんとそのチームで、主に設備のデバッグを手がけている。現在では業務範囲が大きく広がり、空間のデザインからインテリア、さらには現場の構築といった動画中継ルームに関する一連のパッケージを一括して担う。黄さんは自分の仕事を、「積み木を積み上げるようなもの」と表現した。「平均工期は10日間ほどで、最後の1日は動画中継ルームで機材を設置したりデバッグ作業をしたりする。それまでの仕事はみんなルームの外で行うもので、デザインとインテリアがしっかりできれば、積み木を全部積み終えたことになる。最後の一日は一緒にルームに入って、8時間で作業は終わる」という。

Alice静哥さんはファッションコーディネートを紹介するネット動画配信者で、90後(1990年代生まれ)の若いママでもある。動画を配信し始めてから約1年で、主にファッションの提案、企業の広告のサポート、ファンからの相談に答えるなどしている。「自分は小柄で丸顔で露出向きではない。ライティングとカメラの角度を何度も試してみて、ぴったりの場所を見つけて、背を高く見せなければならない。どんな色のライトをどの場所に置けば顔が立体的に見えるのかも考える。こうした作業では、コンピューター、マイク、ブロードバンド、動画中継ルームの配置、高精細カメラの調整やライティングまで、すべてシーンデザイナーが一括して請け負ってくれる。動画中継ルームを変えて一番感じたのは、製品の質感がよりよくなったこと。ルームを変えてすぐにファンが爆発的に増えて、一日に1000人から2000人も増えている」。

音声調整師

音痴の歌も心地よい歌声に

張華さんはプロの音声調整師だ。家に録音スタジオを作り、この仕事を始めてから10年以上になる。大学生の時にバンドをしていて、アルバムを出したこともある。その頃から音声調整の仕事を始めた。「音の修正は主にソフトを使う。録音した内容の音高を可視化し、音の長さとイントネーションを編集する。画像処理のフォトショップに似ているが、自分は耳と目で作業をする」という。

忙しい時には、一日で10曲以上の仕上げをすることがあるという。「上手な人の歌なら、少し音の修正をするだけで、ものの10数分で作業は終わる。音痴の人だと、2時間以上かかる。音声を整えた歌の動画は、音声を整えていないものに比べてクリック数に10倍近い開きができる。音を整えることで、微博(ウェイボー)、中継は相当のファンを獲得できる」。

料金は顧客によって異なり、「高い時は1曲につき1000元(約1万6300円)以上を請求するが、一般的な調整なら1曲あたり数百元」という。


ネット動画中継をしている女性

設備もバージョンアップ

マイクに「中継」スイッチ

コンピューターの前での動画中継と携帯電話での動画中継と、どちらもよくあることだが、コンピューターの中継設備は携帯よりも複雑だ。黄さんは、「うちが設備1セットを整える場合の予算は大体2万元(約32万6000円)から3万元(約48万9000円)になる」と言って、リストをみせてくれた。パソコンと推奨設定(コアi5以上のCPU、8GB以上のメモリ、GTX1050Ti搭載のグラフィックスボード)、トップ部分が移動可能なライトと部品、常設ライトとフラッシュディフューザーおよび専用台、調整可能な円形補助ライトと台、撮影設備と球形の小型雲台および台、外部設置音声カード1機、コンデンサーマイク2本と台、その他に必要に応じて一連の設備を整えるという。こうした中継設備は、オンラインで購入するほか、オフラインの店舗でも手に入る。杭州市の百脳滙数碼城をのぞくと、「マイク、ヘットフォン、音声カード、最も基本的な動画中継設備のセット」が売られていた。店員は、「一通りの設備が大体400~500元(約6520~8150円)でそろう」と説明した。もちろんよりハイレベルの設備にすれば数千元から数万元かかる。店員が見せてくれた聯想(レノボ)の一体型マイクは300元(約4890円)ほどで、「反響」、「クリア」、「中継」などのスイッチがあり、音の高さを気軽に調節できて、音声をより魅力にすることができるものだという。このほか美顔効果のあるカメラや補助灯などの設備もある。ネット動画中継の人気が高まり、各種設備もバージョンアップしモデルチェンジしている。

 
  情報元:人民日報海外版日本月刊  
 
 
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