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公明党党首の学びの姿勢に思う
2018/08/24 12:48:02  文/本誌編集長 蒋豊
 
 

先ごろ、中国道教協会副会長、海南省道教協会会長を務める陸文栄先生が、文化交流のため日本を訪れた。自民党と連立政権を組む公明党の山口那津男代表を表敬訪問した際、山口代表は陸文栄先生に、「ちょうど今、老子の『道徳経』を読んでいるところで、そこから多くのことを学んでいます」と嬉しそうに語られた。  海外の政権与党の党首が、進んで中国の春秋時代の重要な古典哲学書である『道徳経』を読んでいると知れば、我々中国人は深い感慨を覚える。筆者は、『道徳経』が中国の古典哲学の一部であるだけでなく、世界文化の重要な構成要素であることの証明ではないかと感じた。

長い間、我々は中国哲学史における『道徳経』の地位と、それが中国道教思想の源であることは理解していたが、海外への広がりや、世界文化における地位については無頓着であった。

日本の政権与党である公明党の山口代表が『道徳経』を手にしているという事実に、人類運命共同体には、目に見えない文化の絆と目に見える文化の絆が存在し、それらは世界性を帯びた文化の糸で紡がれ、強靭さとしなやかさをもって、人類運命共同体をしっかりと結び付けているのだということを再確認させられた。それは、我々が『道徳経』及び中国の伝統文化を再認識する上でも、深い意味をもつものであろう。

さらに、我々には、海外で「中国を語る」だけでなく、「中国を理解してもらう」努力が必要であることを示唆しているのではないか。近年、中国経済の発展と国際的地位の向上に伴い、「中国を語る」ことの即時性を認識するとともに、「中国を理解してもらう」ことの重要性を意識するようになった。

しかし、その中で、相手を軽んじて独善的になり、自己満足に陥って、相手が理解しようがしまいが関係ないという態度に陥りがちである。

今、我々は、「中国を語る」際に、勝手に推量したり、さらには、無理やり言って聞かせるという態度であってはならず、まず、精一杯努力して、相手が理解できる言葉で丁寧に語るべきだということにすでに気づいている。

相手が理解してはじめて、思想は共鳴し、自発的行動は生まれ、人類運命共同体の構築にともに努力することが可能となる。であるならば、「中国を理解してもらう」ことの方が、「中国を語る」ことよりも重要になってくる。さらに、そこからは、海外の政権与党党首の、すべてから学ぼうとする学びの姿勢が伝わってはこないか。公明党は今日の日本の政界では唯一、1964年の結党以来、一貫して中日友好に尽力してきた政党である。

山口那津男氏が代表に就いてからの十年近くは、より一層、他に頼らず、細心の注意を払いながら、中日友好に尽くしてきた。氏は若くして東京大学を卒業、優れた漢学の素養を備えている。今もなお、老子の『道徳経』を読むその姿からは、弛まず書物から学ぼうとする進取の精神と、すべてを受容する懐の深さが感じられる。

今日の国際社会において、一国一地域の事だけを考えて、国や地域を治めることは不可能である。ましてや、眼前の小さな自分の勢力圏にのみ目を向けることは許されず、志や構想戦略を持たなければならない。そのためには、自国の文化を誇りとしながら、絶えず人類文明の共通の文化財から学ぼうという心得がなければならない。そうしてはじめて、自身の政治家としての能力を高め続けていくことが可能となろう。

 
  情報元:人民日報海外版日本月刊  
 
 
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