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新潟から中国の「ソフトパワー」を発信
徳永 健一 新潟県立近代美術館館長に聞く
2017/02/23 15:22:35  文/本誌記者 蒋豊
 
 

新潟は中国人にとって馴染みの深い地である。1972年に中日国交正常化を成し遂げた田中角栄元首相の故郷であり、中国のトキの「第二の故郷」でもあり、常に中日の地方友好交流推進の最前線を行く。近年では、日本の沿海地域で初の開催となった「中国春節祭」が大きく注目を集めた。中国の「ソフトパワー」に対して、なぜ新潟県はこれほど推奨し、新潟県民は強い関心を寄せるのか。『漢字三千年——漢字の歴史と美』の開催を発表したばかりの新潟県立近代美術館の徳永健一館長への取材の中にその答えを見出せるかもしれない。


撮影/本誌記者 呉暁楽

新潟県民に最も人気のある中国関連の展覧会

―― 新潟県立近代美術館は1993年7月に開館した、日本国内では比較的 新しい美術館です。『世界の美術』、『日本の美術』、『新潟の美術』がテーマの3つの常設展示がありますが、それ以外に最大の特徴は何でしょうか。

徳永 当美術館は1993年7月15日に開館して、今年で24年目になります。来年から再来年にかけて大規模改修の計画があります。収蔵は大体6000点を超え、県立の美術館からすると収蔵品は多い部類だと思います。

先日、収集委員会を開き、今年度さらに45点を収蔵することが決まりました。収集委員会の委員長である、文化庁の宮田亮平長官の厳しいご指導もいただいて、良い作品を多く集めようということで進めています。

当館では年間に大体4~5の大型企画展をやっています。2016年は3月から5月にかけて『ジブリの大博覧会』を開催し、18万2417人という開館以来最高の来場者がありました。『モネ展』は9万8253人でした。今回、新潟総領事館の協力をいただいて『漢字三千年——漢字の歴史と美』を開催する運びとなりました。当館のある新潟県長岡市は人口が28万に満たないところですが、中国関連の展覧会にはいつも多くの来場者が訪れます。2012年に開催された『北京故宮博物院展』は7万5442人、1999年の『唐皇帝からの贈り物展』には6万468人が訪れました。今回の『漢字三千年——漢字の歴史と美』は最低でも4万人を目標に取り組んでいます。当館としても、中国の展覧会を開催できることは大変嬉しいことであり、館長として、多くの集客が期待できることはありがたいことです。

機会をつくり文化で中国に恩返し

―― 館長になられる前は我々と同業の新潟日報社におられ、新潟総領事館とも連携してこられました。2017年は中日国交正常化45周年です。今年計画されている新たな取り組みはありますか。

徳永 60歳で定年退職した後、関連会社の新潟日報事業社で3年間社長を務め、美術館の館長も任されました。

新潟県、特に当美術館のある長岡市は中国と深い関係があります。日中国交正常化を成し遂げた田中角栄先生は新潟県人で、かつて長岡鉄道の社長も務めました。私自身も中国とのつながりは深く、日中友好協会新潟支部の五十嵐修平会長や事務局長の五十嵐祐司さんには若いころから大変お世話になっています。また新聞社時代には文化交流事業のお手伝いを通じて、中国への理解を深めさせていただきました。

中国のものを日本社会に紹介するという面においても、日本のものを中国に紹介するという面においてもまだまだ不十分だと思っています。日中関係修復のためにさらに努力し、展覧会を通して両国の相互理解を進めていきたいと願っています。今回の『漢字三千年——漢字の歴史と美』では、展示作品をご覧いただければ、文化が漢字によって広まり深まったことを理解することができます。

2019年は新潟港開港150周年の節目になります。新潟市では西安博物館の展覧会も予定されています。また文化庁の宮田長官が同年に国民文化祭の新潟開催を提案され準備が進んでいます。

昔から、新潟は対岸の中国、ロシア、朝鮮と交流が盛んでした。新潟から日本国内に発信するだけでなく、対岸の国にも発信していこうということです。

新潟には鬼太鼓や獅子舞など、中国をルーツとする特色ある地方文化が多くありますので、機会をつくって中国にお返しをしていくということも意義あることではないかと思っています。

 
  情報元:人民日報海外版日本月刊  
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