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シンボルを描く
張暁凌の絵画芸術
2016/12/27 13:51:14  文/アンテ・ギリボタ(ヨーロッパ科学芸術アカデミー副院長)
 
 

中国の芸術界との半世紀に及ぶ交流の中で、すぐれた芸術家であり、教師であり作家である張暁凌先生と知り合えなかったとしたら、それは私にとって大変遺憾なことだったと思う。しかし、この心配は杞憂であろう。長年中国芸術の歴史を研究してきた歴史学者として、私が張暁凌の名を知らずにすんだはずがない。

はじめて張暁凌先生にお会いしたのは2005 年の夏だった。私は中国芸術研究員研究生院の張暁凌院長に学術講座を担当するよう頼まれた。はじめて彼と会ったその時、わたしは今まで持っていた中国の官僚にたいする偏見を捨てた。彼の学問に対する謹厳かつ独特な見解は、彼が真に芸術を愛し、広い視野を持つ理論家であることを証明していた。私が中国で知り合った多くの芸術界、科学界、ビジネス界、政界の人々の中で、これほど成熟した世界観、哲学観、芸術観によって自らの専門に対峙している人は、本当に珍しい。

張暁凌先生との交流の中で、2014 年西安でおこなわれた「中国美術̶長安フォーラム」は特に忘れ難い。私はヨーロッパの専門家の一人として、「シルクロード・漢唐精神と中国国家美術発展戦略」というテーマのシンポジウムに参加した。張暁凌先生は司会の一人として、芸術創作中にあらわれるさまざまな偶然性は、よく芸術の本質にしばしば「観念性の冗談」を出現させると鋭く発言した。

 
「夏山」

張暁凌先生は安徽省に生まれた。安徽省は中華文化に大きく貢献した文人を誕生させただけでなく、そこは中国の改革の源流の地でもある。だからこそ、優れた人がチャンスをつかむという芸術理論圏の中で、張暁凌先生が卓抜した姿勢と地位をずっと保っていることが理解できるのである。

また、だからこそ2 年前の秋、私が当アカデミーを代表して張暁凌先生を当アカデミーのフェローに招聘した時、張暁凌先生は自身の成功が中国文化芸術発展という大きなバックグラウンドのおかげだと確信していた。このことも意外なことではない。これこそ、外には謙遜し、誇りは内にあるという中国伝統の文人の精神的特質ではないか。


「王朝靈跡」 100x150cm  2016 年

わずか2 カ月前、張暁凌先生はハーバード大学で「シルクロード精神の復興と視覚再構築」というテーマで講演した。中国文化の伝道者として、彼は2000 年前に砂漠を越え海を越えた冒険家たちと本質的には異なるところはない。張暁凌先生は2013 年からチームを率いてヨーロッパとアジアをつなぐ最初の道である旧シルクロードを走破した。それはある種の巡礼の旅であり、ホータン、サマルカンド、ドゥシャンベの聖なる遺跡は、彼に創作の情念を呼び起こした。これもまた私たちが目にできる油彩作品のインスピレーションの源である。

張暁凌先生の作品は私たちに深い啓示を与えてくれる。彼は絵画の想像力と宇宙に対する想像力との間に橋を架けた。学生たちの作品はさらに私たちに中国芸術がイノベーションと進歩という伝統を持続していることを教えてくれている。芸術は全人類の言語であり、人種、階級または宗教信仰によって制限を受けることはない。芸術は人類の歴史の中で最も光り輝き、人びとに喜びをもたらす瞬間なのだ。だからこそ、私たちは張暁凌先生と学生たちに感謝するのである。

 

張暁凌 ZHANG XIAOLING

プロフィール


中国国家画院副院長、『中国美術報』編集長、ヨーロッパ科学芸術アカデミー外国人フェロー、南京師範大学鴻国講座教授。
1956 年生まれ、安徽省阜南出身。
1979 年阜陽師範学院芸術系卒業、
1990 年中国芸術研究院にて修士号、博士号を取得。王朝聞、劉綱紀両先生に師事。中国芸術研究員美術研究所副所長、研究生院院長、研究員、博士指導教授を歴任。
2008 年に中国美術家協会理事、国務院学位委員会芸術学科評議メンバー、全国ポストドクター管理委員会評価グループ専門家となる。著書、論文は国家社会科学院基金一等賞、中共宣伝部「五つの一」入選作品賞、中国美術賞、文化部優秀科研成果賞、中国芸術研究員優秀科研成果評論一等賞、呉作人国際美術基金会優秀博士論文賞などを受賞している。

 
  情報元:人民日報海外版日本月刊  
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