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蔡大将軍ただ一人
2016/09/25 18:08:16  文/蔡樹農
 
 

蔡毅は私と同族である。以前、蔡という新体詩の詩人による「蔡姓」という詩を読んだことがある。その詩は、蔡という姓は歴史上多くはないものの、その内容の濃さは素晴らしいというものだった。蔡邕、蔡文姬、蔡倫、蔡襄、蔡和森、蔡元培、蔡廷楷、蔡鍔、蔡永祥、蔡振華……彼らは蔡一族の名士であり、彼らには、大変頑健であるという共通点があり、人となりや業績もまた堅固であり、さらにその蔡姓の詩人は、蔡一族はまさに高速で上昇中であり、大変誇るべき名字であることにも気付いていた。


「臨兮仲敦銘」


「長宜子孫」

蔡毅は台州人である。台州人は魯迅で形容されるように最も気概のある人々であり、柔石烈士もその代表である。蔡毅は現在寧波に住んでいる。彼は兵役で寧波に行ったのだ。寧波はとても柔軟な都市で、私も寧波に多くの友がいる。寧波は私のあこがれの地だ。それは寧波が豊かだからではない。豊かであることはもちろん不可欠な誘惑である。蔡毅は金持ちではなく、私は彼が有能であることを十分認めているというのに、彼は好んで見栄をはっていることが多い。しかし、彼の「有能」の裏には、彼の愚直な一面も見え隠れしているのだ。

蔡毅がもし愚直でなかったら、今日の彼の素晴らしいフィーリングはなかったに違いない。


「持之以恒」

率直、まじめ、果敢という蔡毅の人や物に対する優れた流儀は、彼の篆刻芸術にも同じように表れている。蔡毅の篆刻は黄牧甫から大きな影響を受けており、また漢印の豊かでみずみずしい品格も吸収している。彫刻刀の使い方はきびきびしており、線は堅く美しい。彼の篆刻を見ると、上等な茅台酒、五糧液酒を飲んだように、清冽で、余韻がどこまでも続く。多くの浙江人と同様、蔡毅の篆刻には「思想」が現れており、一般的な技巧にとどまらないだけでなく、浙江の印と人の相互間の風格の異化の大きさは他の地方にはないもので、全国の篆刻の先駆けともなった。


「大吉祥」

浙江省の篆刻界の近年の活動の中で、蔡毅は大きな役割を果たしている。浙江篆刻の業績が先達の英明な指導によって得られたものであることは確かだが、しかし浙江篆刻界の青年エリートの卓越した才能は大きく光を放ち、浙江篆刻が栄える重要な後ろ盾ともなっている。「当代古典細朱文印精品展」、『寧波篆刻』、『寧波名勝古跡印譜』、『論語選句印譜』、『三字経印譜』など、蔡毅は苦労を重ねて仕事をしており、寧波書法篆刻は、浙江省内で寧波の審査員がいない展覧会評は意味がないといわれるほどだが、蔡毅による組織内の調整活動が不可欠なのである。

蔡毅は自身にプレッシャーをかけ続け、またそのプレッシャーのもとで努力して向上し、篆刻の「レジェンド」を創造している。このような人間こそ浙江篆刻の財産であるが、貢献すればするほど逆に批判を浴びることもあり、本当にいかんともしがたい。

あえて敵に立ち向かったのは蔡大将軍ただ一人である。

 

蔡毅 CAIYI

プロフィール

蔡毅、号は明楼。1966 年浙江省台州生まれ。現在西冷印社社員、中国書法家協会会員、浙江省書法家協会主席団構成員兼篆刻創作委員会主任、寧波市書法家協会副主席。

入選作品

全国第3 回、4 回、5 回、6 回篆刻芸術展全国第7 回、8 回書法篆刻作品展全国第1 回青年書法篆刻作品展当代篆刻芸術大展

入賞作品

第3 回全軍書法篆刻展一等賞第2 回全浙書法大展金牌賞西冷印社第3 回国際篆刻書法作品展西冷印社賞(西冷印社主催)

近年企画した展覧会及び主編作品集

2008 年『全国当代書画印名家作品招待展』企画2009 年全国名家刻『千字文印譜』企画及び主編作品集2010 年全国名家刻『道徳経印譜』企画及び主編作品集
 
  情報元:人民日報海外版日本月刊  
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