× CLOSE
   
中国語 | 日本語 | お気に入り追加
検索  
 
人民日報海外版
 
 
 
 
在日華人画家 金醒石の『黄山シリーズ』
比類なき黄山の美しさ
2016/09/25 14:59:08  
 
 

金醒石が実地に赴いて創作した『黄山シリーズ』が、再び世界の書画界にセンセーションを巻き起こしている。西南大学美術学院教授、博士課程指導教員で著名な芸術評論家である邱正倫氏は、「金醒石の筆による黄山は鑑賞すべきである」と論評を寄せている。

『チベットシリーズ』、『南極シリーズ』に続き、金醒石は再び大作『黄山シリーズ』を創作した。『黄山シリーズ』に見る金醒石のスタイルは、筆者により複雑な思考を引き起こさせた。画家というものは黄山に対して特別な思いを抱くのだが、金醒石は黄山から回避し、題材として遊び飛ぶ一羽の鳥になっているかのようだ。当然、これは真に回避しているのではなく、これまでの黄山の創作スタイルからの回避であり、黄山の再観察である。

その所以は、第一に、金醒石は黄山を題材にするに当たって、意識して「五岳帰来不看山、黄山帰来不看岳(五岳より帰った者は、その素晴らしさの為に普通の山など目に入らない。しかし、黄山より帰った者は、その五岳でさえ目に入らない)」という創作スタイルを回避している。多くの画家は黄山は素晴らしいとの前提で黄山を描き、結果として絵葉書のように画一化されたものになっている。芸術にとってこれは最も致命的なことである。金醒石は意識して黄山の創作スタイルを回避し、一般的な写生方式による風景画を回避し、伝統的な山水画のスタイルを回避し、黄山を自身の創作の解釈に利用することを避けた。その過程においては様々な挑戦を迫られ、人々が思い描く黄山から離れる必要があった。題材、表現スタイル、材料と、全てを考え直さなければならなかった。この選択は一般的な選別ではなく、方法論上の選択である。金醒石は『黄山』において、自身のスタイルである岩彩を選び、艶やかで色彩豊かな黄山を描き出した。

第二に、金醒石はいわゆる文人画スタイルを回避超越し、絵画を直接現実と向き合わせ、自身の目に映る黄山と向き合わせた。正確に言えば、金醒石の『黄山シリーズ』は中国画における伝統と現実、写実と写意、具象と抽象という枠組みを超え、人々が標榜する格式を超え、伝統的な職業画家のハードエッジによる絵画を超越し、中国画の奥深い伝統的芸術精神と大自然の景観に立ち返り、精神の鉱山労働者たる気概で大自然の懐に入り、黄山の自然の魂を採掘した。この一連の創作段階を経て、金醒石の『黄山シリーズ』は文房四宝(筆、墨、紙、硯)や、これまで伝承されてきた詩書画印の文人画の束縛から脱却し、雲が湧き霞がたなびき、もやが立ちのぼる、きらびやかで色彩豊かな素晴らしい世界を現出させた。金醒石の描く黄山はしなやかで優美、ロマンチックで情熱的でありながら、真実に迫っている。事実、金醒石の『黄山シリーズ』は確実に当代の絵画芸術に連綿と受け継がれてきた全く新しい視覚山系をつくり上げている。

第三に、黄山の比類のない美しさである。金醒石は黄山の美しさを知悉している。その自然美は画家の表現法に対して峻厳なチャレンジ性を要求する。 金醒石の強い願望と衝動によって、彼独自の視点から伝統を受け入れ、黄山を観察、体験、表現する必要があった。金醒石は石濤の『捜尽奇峰打草稿(目の前にある景色だけではなく、素材になりうるあらゆる景色を探し尽くして、自分の作品の下絵にする)』の精神にも通暁している。彼の考える『捜尽奇峰打草稿』は、名画を探し尽くして下絵にするのではなく、画家自身が大自然の本源の中に入り、大自然の奥深さを体得するのであり、決して古代の大家を単純に真似て、古今巷に溢れているようなレプリカを制作し、文化の踏襲による芸術の固定概念に陥ることではない。金醒石は芸術家として独立独歩の創作姿勢を堅持し、眼中の黄山には彼の足跡が多く刻まれている。彼の『黄山シリーズ』はこの上なく美しい。

金 醒 石

プロフィール

1963年本名、愛新覚羅.金建国。

北京生まれ。幼少期より䔥労、姚有多、曹環義から古典詩歌絵画を学ぶ。

1987年日本留学。

1993年武藏野美術大学卒業。

読売日本テレビ文化センター水墨画専任講師。中国重彩岩画優秀賞、日仏現代美術展名誉総裁賞等受賞。銀座三越ギャラリー、そごう横浜店美術画廊、ホテル椿山荘東京アートギャラリー、地球堂ギャラリー及び日本の大都市の画廊で50回以上画展を開催。日台水墨画家選抜展、新東京美術館、東京都美術館、現代水墨画家特別展に出展。第一回海外華人華僑書画佳作展、中国改革開放書画彙報展、中華人民共和国成立65周年海外華人華僑書画展、日中国交正常化25周年記念奇人奇筆黄山特別展等に招待出展。東京新画派会員で唯一、10年連続『日本芸術年鑑』に掲載された在日華人芸術家である。

 
  情報元:人民日報海外版日本月刊  
学校 IT 不動産業 飲食業 旅行業 法務·行政 金融
運輸業 通信業 人材派遣紹介 医療·健康 建設業 娯楽業 その他業種
 リンク集: 新华网中国网新浪网光明网大公网文新传媒侨报网欧浪网欧洲华人在线
 
会社紹介 | 事業紹介 | 広告サービス | 印刷サービス | 『人民日報海外版日本月刊』購読申込 | お問い合わせ | 情報守秘義務 | 著作権と免責事項
 
 
(株)日本新華僑通信社
 
住所:171-0021 東京都豊島区西池袋5-17-12 創業新幹線ビル4F
電話:代表 03-3980-6635 編集部 03-3980-6641 営業部 03-3980-6695
Copyright © 2004 JNOC, All Rights Reserved