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李肇星氏インタビュー
南中国海仲裁判決は「紙屑」にも及ばない
2016/08/23 17:54:38  文/本誌記者/郭均成 蒋豊
 
 

「南中国海仲裁問題と言えば、友人である戴秉国氏がアメリカで語った言葉を想い起こします。判決は『紙屑だ!』と。私に言わせれば、紙屑というのもおこがましい。紙屑は再利用できますが、この紙は紙屑より汚く、しかも有害であり、彼らの謂う法廷を辱めた」。7月14日午前、「東京中山フォーラム」に出席した、元中国外交部長の李肇星中国公共外交協会会長は、『人民日報海外版日本月刊』、『現代中国報』及び『日本新華僑報』の取材に対し、怒りの口調でこう語った。

英字版『国連憲章』を手に

李肇星氏は「この度、『東京中山フォーラム』に出席して、日本人の孫中山への尊敬の念を感じた。一方で『南中国海仲裁判決』という不愉快な出来事にも接した」と語り、スーツの右側ポケットから英字版の『国連憲章』を取り出し、「一部の国家の要人や裁判官は口々に国連の法律と言うが、彼らは『国連憲章』を読んでいない。『国連憲章』には、如何なる国連加盟国の内政にも干渉してはならないと明確にある。彼らは内政に干渉するだけでなく、国連発足時からの加盟国であり、国連安保理常任理事国である中国の主権と領土を侵犯しており、断じてこれを受け入れることはできない」と述べた。

アメリカの無責任な発言に怒り

記者がアメリカの態度に言及すると、かつて駐米大使を務めた李肇星氏は厳しい口調で訴えた。「南沙諸島とその接続水域が中国に属していることは、十分な歴史的根拠と法的根拠によるものです。今日まで『国連海洋法条約』を批准していない国が『国連海洋法条約』を持ち出すのはおかしいでしょう。遠く離れた中国の島嶼・岩礁附近や上空に飛行機や軍艦を派遣し、中国が南中国海を軍事化していると非難するのは善悪転倒ではないですか。すべての人が公正を守り、歴史の事実を尊重し、国際法を尊重すべきでしょう。『国連海洋法条約』を批准している国は条約に違反してはなりません。ましてや批准していない国に無責任な発言をする権利はありません。国連が発足して70年ですが、加盟国の政治家には『国連憲章』を読んでいないか、読んでいても意図的に違反したり欺く者がいることは良くないことです。私はいつもメディアの記者に、真実・真相を伝えるよう訴えています」。


『現代中国報』の郭均成編集長(左)、
元中国外交部長の李肇星中国公共外交協会会長(中)、本誌編集長・蒋豊(右)

中国同胞はともに反対

李肇星氏はさらに、「私は仲裁判決後の台湾当局の反応にも注目しています。 それは、南中国海の仲裁判決が、国際社会が非民主的で不合理であることを説明しているからです。ですから我々中国同胞はともに反対しているのです。『東京中山フォーラム』に出席された、孫中山先生の孫娘である孫穂芳氏も断固として反対されていました。かつて孫中山先生は『世界には潮流がある。これに従えば栄え、逆らえば滅びる』と言われました。今、世界のテーマは平和と発展です。このような仲裁判決は地域の平和と安定、世界の平和と発展、世界各国国民の友好・互恵協力に不利益をもたらします。人々が実情を理解せず、歴史と現実の真相を理解しなければ、一部の政治家に騙されてしまいます。しかし、最後は事実が雄弁に勝り、正義が勝ち、平和が訪れます」と語った。

中文メディアの記者にメッセージ

しばしば国内外の記者とやり合った「話し上手のスポークスマン」であり、当意即妙の言葉で国内外の記者を感服させる「詩人外交家」でもあった李肇星氏は、記者にとっては古くからのライバルであり良き友人でもある。

取材中、李肇星氏は若い記者に対して感謝の言葉を忘れなかった。「私はもう引退したけれど、報道の世界には若い友人がたくさんいます。昨日、孫中山先生が身を隠した洞窟を真剣に見学し感動のあまり眼鏡を洞窟の中に落としてしまったのですが、若い記者がわざわざ洞窟の中から探してきてくれて、本当に有難かった」と。

そして、次のように話した。「私が崇拝するポーランドの科学者キュリー夫人は『科学に国境は無い。しかし、科学者には祖国がある』と言いました。中文メディアの記者の皆さんに『報道に国境はない。しかし、記者には祖国がある。報道に国境はない。しかし、記者には良識がある』という言葉を贈ります。成功をお祈りします!」。

 
  情報元:人民日報海外版日本月刊  
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