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住む人・来る人を楽しく豊かにする幸福日本一の福井県
西川 一誠 福井県知事に聞く
2016/06/22 15:54:02  文/本誌記者 蒋豊
 
 

福井県は文豪・魯迅が日本に留学していたときの恩師である医師・藤野厳九郎のふるさとだ。福井の特産品と言えば、冬の味覚の王様「越前ガニ」や「若狭ふぐ」が有名だが、実は中国の自貢恐竜博物館等とともに世界三大恐竜博物館に数えられる「福井県立恐竜博物館」がお勧めだ。西川一誠・福井県知事は「福井県は日本の恐竜化石のほとんどを発掘している恐竜王国で、来館者は年間100万人に達しようとしています」とその魅力を語った。

魯迅の師、藤野厳九郎のふるさと

—— 中国との交流について教えてください。

西川 藤野厳九郎。この日本人の名前をご存知の方は中国にたくさんいらっしゃると思います。浙江省紹興市出身の文豪 魯迅が日本に留学した際、彼を指導したのが、福井県あわら市をふるさととする医師 藤野厳九郎です。

魯迅は帰国後、小説「藤野先生」を執筆し、温かい師弟関係を紹介しました。この作品は日中両国において教科書に掲載されるなど、国境や世代を超えて読み継がれています。あわら市には、藤野の旧居を移築・改修した記念館も整備され、二人のゆかりの資料が展示されています。

また、「禅」の宗派 曹洞宗の開祖 道元禅師は、浙江省寧波市の天童寺で如浄禅師の教えを受け修業した後、福井県に大本山永平寺を開いています。

こうした浙江省と福井県の人と人とのつながりを縁に、1993年、友好協定を締結しました。以来、文化、経済、教育など、様々な分野において交流を続けています。


藤野厳九郎と魯迅の像(藤野厳九郎記念館)

—— 今後の友好の担い手となる青少年交流を強化しているそうですね。

西川 2014年2月に、浙江省との友好提携20周年を記念し、私自身、同省を訪問しました。李強省長と懇談し、両国、両省県の互恵関係の発展のため、次代の友好の担い手となる青少年同士の交流を活発化することを合意しました。

この合意に基づき、昨年は福井県の中学生5名が浙江省を訪問し、卓球やバドミントンの試合等を通じて交流を深めました。今年は浙江省から受け入れることとしています。

また昨年5月には、自民党の二階総務会長を団長とする「日中観光文化交流団」の一員として、私も北京を訪れました。本県をはじめとする5道県が500人の青少年を受け入れることとなり、本県には浙江省の約100名の高校生が訪れ、高校訪問やホームビジットを通して相互理解と親睦を深めました。

各界各層による交流と協力により培われた太い絆の上に、今後も両省県民の往来を増やし、更なる発展に繋げていきたいと考えています。

恐竜王国へ熱烈歓迎

—— 中国からの観光誘客にどのように取り組まれていますか。

西川 1999年に上海に駐在員事務所を設置し、中国国内の旅行会社を訪問するなど、観光誘客に力を入れています。

昨年の本県における外国人宿泊客数は約6万人で、前年の9割増です。このうち中国からのお客様は約2万人で、前年の3.4倍に増えています。北陸新幹線金沢開業に備え、観光地のレベルアップを進めてきた結果です。

9月には、浙江省から観光促進訪問団を本県にお迎えし、観光関係者に本県の魅力を体感していただきました。

2022年には、北陸新幹線は福井県内へと延伸されます。さらにその先の関西への延伸についても具体的な検討がなされています。本県への観光はますます便利になります。


福井県立恐竜博物館

—— 最もお勧めの観光の魅力や特産品を教えてください。

西川 中国の自貢恐竜博物館等とともに世界三大恐竜博物館に数えられる「福井県立恐竜博物館」があります。本県は、日本の恐竜化石のほとんどを発掘している恐竜王国で、恐竜博物館には実物7体を含む42体の全身骨格標本を展示しています。来館者は年間100万人に到達しようとしています。

また、日本海の荒波が生み出した自然の芸術で、六角形の岩の柱が連なる世界三大奇岩の一つ「東尋坊」や、海水、汽水、淡水の5つの湖からなる「三方五湖」など、雄大な自然が楽しめます。三方五湖の一つ「水月湖」には、地球の気候変動や古代遺跡の研究において過去5万年の地質学的年代測定の物差しとなる「年縞」が堆積しています。

このほか、770年の歴史を持つ「大本山永平寺」、400年以上前の戦国城下町跡が残る「一乗谷朝倉氏遺跡」など、歴史遺産があります。

さらに、福井県は「食の國」でもあります。冬の味覚の王様「越前ガニ」や「若狭ふぐ」などの食材、「越前焼」、「越前和紙」、「越前打刃物」などの食を彩る伝統工芸が受け継がれています。

「幸福日本一」の福井県


大本山永平寺

—— 福井県の県民性についてお聞かせください。

西川 福井県は人口約80万人と人口が少ない県ですが、県民の不断の努力の積み重ねの表れとして、「幸福日本一」との評価を受けています。

子ども達の学力・体力が日本一であるほか、子育ての環境や働きやすさなどが全国トップクラスです。家族や地域のつながりを大事にすると同時に、よく働く県民性で、人口当たりでみると、女性の就業者は全国1位、社長の数も34年連続して日本一です。

県民が元気で、幸福日本一の福井県は、来る人も住む人も皆幸せにします。中国の皆さんの来県を心から歓迎いたします。

(写真/福井県提供)

 
  情報元:人民日報海外版日本月刊  
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