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中国共産党創立95周年記念
日中の研究者による初の中国共産党史シンポジウムを開催
2016/06/22 13:18:21  文/本紙記者 王鵬、張桐、倪亜敏
 
 

中国共産党創立95周年をひかえた初夏、6月6日に日本語版『人民日報海外版日本月刊』と中国語版『日本新華僑報』が共同で東京・鳩山会館に日中両国の研究者を招き、「五・四運動と中国共産党の初期指導者―中国共産党創立95周年記念国際学術シンポジウム」を開催した。このシンポジウムは中国共産党の初期指導者の遺著収集整理研究課題グループの大きなサポートを受けたものだ。鳩山由紀夫元首相、中国社会科学院近代史研究所研究員であり駐日中国大使館参事官でもある程永華中国大使夫人の汪婉女史も臨席し開催を祝った。

鳩山由紀夫元首相はあいさつの中で、以下のように述べた。「日中両国の有名な学者が一同に介し鳩山会館に輝きを添えてくださった。鳩山会館は90年余の歴史のなかで日中友好交流を目撃してきた重要な場所である。祖父である鳩山一郎は首相在任中、ソ連など社会主義国家との関係を改善した。私自身の理想は日本とアジア国家、特に中国との関係を発展させることであり、この点からも鳩山会館で両国の学者が五・四運動と中国共産党初期指導者を検討するシンポジウムをおこなうことの意義は大きい。日本は中国の政治、経済、文化など多方面における交流と提携を促進し、手をとり合ってアジアと世界の平和的発展のために貢献しなければならない。このシンポジウムは両国学術交流の成功例の一つである」。

駐日中国大使館参事官の汪婉女史は大使館を代表し、シンポジウム開催を祝った。汪婉女史は祝辞の中で「中国共産党創立95周年前夜に、鳩山由紀夫先生のご好意を受けて両国の学者が鳩山会館に集まり、五・四運動と中国共産党の初期指導者に関する学術シンポジウムを開催する。これはいまだかつてなかったことだ。日中両国の学者がさまざまな角度から五・四運動や中国共産党の初期指導者に対する日本の影響について検討することは、重要な学術的意義を持つ」とし、さらに清朝末期中国人留学生の革命路線探求などのテーマについて女史の見方を述べた。


挨拶する鳩山由紀夫元首相

『人民日報海外版日本月刊』編集長であり、北京大学歴史学部客員教授である蒋豊は、日中両国の学者が東京において共に「五・四運動と中国共産党の初期指導者」というテーマで検討するのは、日中交流の歴史の中でもはじめてのことであり、また日中両国の8人の著名な学者たちがこのテーマで2カ国語の論文集を作成したこともまたはじめてのことで、この二つの「はじめて」は歴史的かつ現実的な意義を持つはずだと述べた。

今回の国際学術シンポジウムでは、中国共産党の初期指導者である李大釗、陳独秀、惲代英、周恩来に関して、日中両国の研究者がそれぞれ熱い討論を繰り広げた。

中国社会科学院近代史研究所の唐宝林研究員は五・四運動前後の陳独秀と毛沢東の関係から、陳独秀が「新文化運動」の旗手として毛沢東に影響を与えたことを論述し、また中国共産党中央委員長の陳独秀が毛沢東を中央の業務へと異動させ、彼らが共同で日常業務を担った史実を紹介した。

北九州市立大学の横山宏章名誉教授は五・四運動前に陳独秀と孫文との関係を切り口に、日本に留学し新文化運動を経た陳独秀がいかに「国家解放」の革命理論を追求したのかを説明した。

中国安徽省社会科学院の宋霖研究員は、五・四運動前後の李大釗が打ち出した中国と西欧の文化を中国国民道徳教養に融合させる主張を検討し、その崇高な目標が中国共産党内に大きな影響を与えたとした。

愛知県立大学の川尻文彦准教授は「李大釗―日本経験と新文化運動」というテーマで、李大釗がマルクス主義者へと転換していく過程を説明した。



華中師範大学の李良明教授は「惲代英が独自に模索した建党の理論と実践」と題する論文を提出し、惲代英は湖北地区の五・四運動のリーダーであっただけでなく、さらにマルクス主義を積極的に宣伝し、中国共産党設立のための思想的基礎を固めたと指摘した。

愛知大学の砂山幸雄教授は日本の惲代英研究の足跡を追い、惲代英が最大の情熱をもって五・四新文化運動を実践し、新文化運動が挫折した後、マルクス・レーニン主義に対する確信を抱いて中国共産党に加入したとした。砂山教授は、「五・四新文化運動の重要なリーダーから中国共産党の初期活動家へと転身した有志の青年たちの中で、惲代英は最も重要で、また最も代表的な人物でもある」と強調した。

南開大学周恩来政府管理学院の徐行教授は「周恩来の日本留学の歩みと思想の変化」を検討し、周恩来は日本留学当初は仏教に傾いた無生主義で、教育救国の主張と軍国主義理論を研究したものの、十月革命のニュースを知り、特に日本で大量の社会主義を宣伝する印刷物を見た後、初歩共産主義の自覚を持つ知識分子へ転換しはじめたと指摘した。

横浜市立大学の矢吹晋名誉教授は周恩来の「19歳の東京日記」から着手し、「周恩来の革命意識は日本で生まれ、五・四運動がさらに一歩彼に覚醒と覚悟を促した」とした。

中国共産党史研究の専門家である中央大学の姫田光義名誉教授は、中国共産党初期のリーダーたちは綺羅星のごとく輝いており、中国共産党創立95周年にあたっては彼らを思い出すべきであるとし、まさに彼らの理論と実践によって、中国共産党が民衆を率いて近代化した大国とした今日の基礎が築かれたのだと今回の国際学術シンポジウムを総括した。


挨拶する汪婉駐日中国大使館参事官

参加した横浜市立大学の元学長で日本近現代史の専門家である加藤祐三名誉教授は「中国現代史において、中国共産党が国家の路線を定めたこと、そして中国民衆が中国共産党に対して党派の選択をしたことを忘れてはならない。水を飲む時はその源を思うもの。これらのすべては中国共産党初期のリーダーたちの努力と切っても切り離せないものだ」とした上で、さらに「以前、日本の中国共産党史研究者たちの多くは中国に行きシンポジウムに参加しているが、彼らが日本で中国の研究者たちと中国共産党史の検討をしたことはなかった。今回日本でおこなわれた中国共産党史に関する国際学術シンポジウムは、中国共産党史研究が国際化していく新しい起点である」と述べた。

中国の研究者たちは日本滞在中、日比谷公園の松本楼で孫文と宋慶齢の結婚の地を見学し、早稲田大学で陳独秀、李大釗が学んだ地を訪ね、愛全公園内の周恩来生誕百年の記念碑前や周恩来が留学当時ひいきにしていた中華料理店「漢陽楼」で、また京都嵐山にある周恩来詩碑の前で、この中国共産党の優れたリーダーをはるかに偲んだ。

 
  情報元:人民日報海外版日本月刊  
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