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資本流出と外資撤退との本質的な違い
2016/03/23 12:11:18  文/姜琳
 
 

中国国家外貨管理局は2月4日、2015年の第4四半期(10~12月)および通年の国際収支表の速報値データを発表した。同局の報道官が、国境を越えた資金流動のリスク、資本流出の状況などの注目点について、記者からの質問に答えた。

同報道官は「2015年に中国から資本が流出した原因は何か。資本流出は中国の国際収支にリスクをもたらすか」との質問に対し、「2015年に出現した資本流出は主に国内の銀行や企業などが対外資産を主体的に買い増ししたこと、これまでの対外融資を償還したことが原因で、よく言われる外資撤退とは本質的な違いがある」と答えた。

同報道官は続けて次のように述べた。

原因を究明すると、中国の対外資産の負債構造には著しい変化が生じ、これまでに経常項目で生み出された資産が中国人民銀行(中央銀行)の資産に流れ込み、今では企業と個人の保有するものへと変わった。こうして一方では準備資産が減少したが、また一方では、民間部門の対外純資産が増加している。

第1~第3四半期(1~9月)に、中国の対外資産は2727億ドル(約31兆8240億円)増加し、海外の預金と対外貸出などのその他投資は969億ドル(約11兆3082億円)増えた。対外債務が321億ドル(約3兆7460億円)減少し、このうち対中直接投資は1841億ドル(約21兆4845億円)が流入した。債務減少は主に非居住者の預金の減少と過年度の貿易融資の償還などに体現されている。

現在、中国の対外金融資産のうち純資産は世界2位で安定しており、経常項目の黒字が維持されれば、対外純資産の増加という形で資本が流出することになる。

強調しなくてはならないのは、中国の準備資産は今なお世界一であり、このことは出現する可能性のあるさまざまな資本流動の衝撃に対応する上でプラスになるということだ。また他国の対外債務が主に短期間の株式・債券投資であるのと異なり、中国は主に対中直接投資が中心で、長期的な経営が行われ、安定性が高いという特徴があり、「すぐに逃げ出す」ことはない。このような対外資産の負債構造が中国の対外経済の安定性を決定づけており、大きなダメージに抵抗する力をもたせてもいる。

実際、資本が入ったり出たりするのは客観的な法則だ。2000年から2013年にかけて、中国の資本の純流入額は累計1兆3500億ドル(約157兆5450億円)に達しており、国内・海外の経済環境の変化にともない、資本の秩序ある正常な流出が起こるのは避けられないことだ。

 
  情報元:人民日報海外版日本月刊  
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