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中日経済交流の新たなモデルを確立 2020年9月、『日本経済新聞』で、ある日本人社長が課長時代を振り返った記事を目にした。彼は私と同じく九州大学を卒業し、1995年、中国・山東省での合弁事業の責任者に自ら願い出て、一年のうち200日以上を現地で過ごし、日本の事情を全く知らず、日本語も話せない中国人従業員と共にニチレイの中国事業を立ち上げ、中国のコールドチェーンの発展と整備に尽力した。日本の若者の内向き志向が言われて久しいが、ニチレイの大櫛顕也社長の経歴は示唆に富むものであり、そこから中国に対する熱い思いを読み取ることもできる。
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